足の疾患

シンスプリントって?

おはようございます!

今回はシンスプリントについてです。

シンスプリントは、スネの骨を覆う骨膜の炎症です。
ジャンプ動作や長距離を走ることが多いスポーツの選手に好発します。


スネの骨は、疲労骨折の好発部位でもあります。
放置していると骨折につながる場合もありますので、痛みを感じたら早めに治療しましょう。

シンスプリントは、特にスポーツ活動を休止する必要はありませんが、ひどくなると歩行時にも痛みが出るようになり、日常生活にも支障をきたすので、運動後のアイシングやストレッチが重要です。

適切なケアの方法もお伝えします。痛みを感じたら我慢しないで当院にご相談ください。

足底腱膜炎について

今回は、足底腱膜炎について書きます。

症状は、歩行時に足の裏が痛みます。
土踏まずを作る筋肉が、踵の骨を引っ張ることでそこに炎症が起きます。

原因は、ランニングやジャンプなどの動作によるオーバーユース、扁平足、ハイアーチなどです。
また、足関節を構成する骨ののアライメント(整列)が悪いことも原因になります。

使いすぎによる炎症なので、休ませるのが1番ですが、歩いているだけでも使う部分なので、休ませるのが非常に難しく、治療に時間がかかります。
そのため、痛みを感じたら我慢しないで早めに治療を開始することが大切です。

自宅でできることもたくさんあります。
ラップの芯を足の裏でコロコロ転がすと筋肉が緩み、炎症部分への負担が軽減します。マッサージやストレッチも有効です。
タオルを足の指でたぐり寄せるような運動も効果的です。
しかし、一度なってしまうと時間がかかります。
違和感を感じたら、早めにご相談ください。

足関節の捻挫 早めの治療が大切です

今回は、足関節の捻挫について書きます。

スポーツ中や、階段を踏み外したり、足首の捻挫は経験したことがある人も
多いのではないでしょうか?

関節を構成する骨は、関節包やじん帯といった支持組織によって連結されています。
ふだんの足関節の動きは、じん帯が緊張したり緩んだりすることで行われます。
しかし、関節に強い外力が加わり、生理的な可動域を越えるような動きが強制されると、
関節包やじん帯が、伸ばされたり断裂してしまうなどの損傷を受けてしまいます。
この状態を捻挫といいます。

捻挫は、受傷してから放置していると、関節包やじん帯が正しく修復されません。
なるべく早いうちに整復し、治療を行うことが大切です。

また、何度も捻挫を繰り返す人がいます。
捻挫は癖になるといわれますが、それは、捻挫自体が癖になっているのではなく
捻挫をしやすい身体になってしまっているのです。
こういった場合は、お身体のバランスを整えることが根本的な治療になります。

当院では、
日本では最先端の医療機器も設置しており、早期でのスポーツ復帰にも
絶対の自信がございます。
外傷(ケガ)の専門家としての経験が豊富なスタッフが
治療させて頂きますので、安心してご来院ください。

坐骨神経痛 原因は様々です。

最近ではテレビでもよく耳にする坐骨神経痛についてです。

坐骨神経痛は、腰椎ヘルニアや、脊柱管狭窄症などさまざまな原因で現れる
症状のひとつです。

何らかの原因で、神経根が圧迫され、下肢に痺れをきたします。

ヘルニアによる坐骨神経痛は、左右どちらかに現れるのが特徴とされています。
腰椎椎間板ヘルニアとは、
腰椎と腰椎の間にあるクッション(椎間板)の中にあるゼリー状の物質(髄核)が
飛び出ることで、それが神経に触れ、神経痛となります。
背骨は後ろ側に出っ張りがあるため、真後ろに飛び出るのではなく、
左右どちらかに飛び出ます。
そのため、ヘルニアによる神経痛はとちらか一側に出るのです。

脊柱管狭窄症の場合は、腰椎が全体的に押しつぶされるため、
両側の足に症状が出ます。
また、腰椎に老廃物が沈着し、変形してしまった場合も脊柱管狭窄症の原因となります。
脊柱管狭窄症の最大の特徴は、間欠性跛行(かんけつせいはこう)です。
これは、歩いていると足に神経痛が現れますが、しばらく前かがみの姿勢で休むと
また歩けるようになる、とういものです。つまり、長く歩けなくなってしまいます。

梨状筋症候群による坐骨神経痛もあります。
坐骨神経は、腰から出てふくらはぎのほうまでを支配しますが、
腰から出たら、お尻の筋肉の間をぬって足のほうへ向かいます。
そのお尻の筋肉(梨状筋)と骨盤の骨でできたトンネルを通過するときに、
お尻の筋肉が固まっていたり、骨盤が曲がっていたりすると、圧迫をうけ、神経痛となります。

・・・と、座骨神経痛にもさまざま原因があります。
今回は、その中でも多いとされるものを紹介しました。

ヘルニアなどの場合、手術をして圧迫の原因を取り除いたとしても
痺れが残る場合が多くあります。
手術の際に、神経を傷つけないようにヘラのようなものでよけている間も、神経にとっては
圧迫を受けていることになります。
また、長期にわたって神経痛を患っていた場合、神経に傷がついてしまっていることもあります。

神経痛を取り除くには、神経と密接な関係にある筋肉や血管の状態も良くしなければなりません。
また、骨格自体も必要に応じて整える必要があります。
当院では、豊富な治療経験から、患者様のお悩みにお応えします。
このような症状でお悩みの方は、我慢しないで当院にご相談ください。

変形性膝関節症 O脚変形

今回は変形性膝関節症について書きます

階段を上るときや、椅子から立ち上がる時に痛みを感じたり、
正座ができなくなったり・・・
膝が腫れたり、足がむくんだりすることもあります。

加齢が原因によるものは、使い過ぎにより膝関節の中にあるクッション(半月板)がすり減り、
骨と骨がぶつかることで痛みを生じます。
肥満や遺伝が原因のものもあります。
変形が進むと、О脚になり、膝の曲げ伸ばしが困難になります。

ヒアルロン酸注射で治療している方も多いかもしれませんが、
ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、時間がたてばなくなってしまいます。
そのため継続して注射を打たなければなりません。
これは、根本的な治療とは言えないと思います。

一度変形してしまった骨は、もう元には戻りません。
今以上に変形しないようにすること、痛みを取ることが重要です。

膝を支えるのに重要な筋肉である、大腿四頭筋(太ももの前側)の筋力低下はないか、
歩き方自体が膝に負担がかかっていないか、など
当院では患者様ひとりひとりに合わせた治療を行います。

このような症状でお悩みの方は、我慢しないで当院にご相談ください。
https://kitami.kyouwaseikotsu.com/