肩が上がらなくなって、整形外科に行ったら、
レントゲンを撮られ、「40肩ですね」といわれ、電気治療をしているけど
なかなかよくならない・・・

当院にはそんな方がたくさんいらっしゃいます。

40肩・50肩という疾患名は、罹患した年齢によって使い分けるそうです。
このブログでは、まとめて40肩といいます。

40肩といっても、実は肩関節周囲炎という立派な病気です。
年だからしょうがない・・・と放置せず、早めの治療が大切です。

「ほっといても治る」という方もまれにいますが、私の知る限り、
長いと治るまでに3年かかる人もいます。

肩のうしろのほうに痛みが出る人もいれば、腕が痛くなる人もいます。
しかし、どちらも、肩を動かすインナーマッスルが原因のことがほとんどです。
この筋肉は、肩甲骨から腕にわたって付着しているため、
どちらにも痛みがでることがあります。

40肩は、おおきく
①炎症期・・・何をしていてもとにかく痛い時期
②拘縮期・・・痛みは減るが、固まってしまって動かなくなる時期
③解氷期・・・快方へ向かう時期
の3つにわけることができます。

当院では、それぞれの時期にあった治療を行います。
また、再発防止のため、骨格のバランスも必要に応じてみていきます。

40~50代になったとき、全員が肩が痛くなるわけではありませんよね。
痛くなるのには、必ず原因があります。
なので、対症療法ではなく、根本的な治療が必要です。

このような症状でお悩みの方は、我慢しないで当院にご相談ください。