そこだけやっても意味がない!?小顔矯正と骨盤矯正

今回のテーマは、最近話題の小顔矯正と骨盤矯正です。

まず小顔矯正についてです
顔の骨は、鼻骨や頬骨などがありますが、全て頭蓋骨を構成する骨です。
解剖学的に、顔は頭の一部だということです。

顔の骨は、筋肉や靭帯で首から下の骨と繋がります。
例えば、その顔と首を繋ぐ筋肉が縮んで固くなっていると、
いくら顔の骨を矯正してもまた筋肉に引っ張られて歪んでしまいます。
一時的には小さくなったように見えてもすぐに戻ってしまうのです。

「明日、特別な写真撮影があるからとりあえずスッキリさせたい!」
といった場合には良いかもしれません。
しかし、継続的に顔をまっすぐにスッキリさせるには、顔だけやっても意味がないのです。

首から下の骨の状態を、頭の骨が表します。
継続的に効果を出したければ、首から下をしっかり整え、かつ必要であれば頭の骨も矯正します。

次に、骨盤矯正についてです。
骨盤は、背骨を乗せる土台です。体の中でとても大切な部分です。
しかし、骨盤だけ矯正しても意味がありません。

専門的なお話をさせていただくと、骨盤は、頭の骨と連動します。
また、首の骨は腰の骨と対になって動いています。
そのため、骨盤はもちろんですが、腰椎、胸椎、頚椎、頭蓋骨全てを矯正
しなければ、体の不調が治ることはありませんし、バランスの取れた体には
なりません。
このことを理解している人は、医療従事者の中でもほとんどいらっしゃらないのが実情です。

当院では、患者様の痛みがどこからくるのか、しっかりと見極め、
根本的な治療を目指します。

お体の不調や、悩みなど、なんでもご相談ください。

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