今回は、足底腱膜炎について書きます。
症状は、歩行時に足の裏が痛みます。
土踏まずを作る筋肉が、踵の骨を引っ張ることでそこに炎症が起きます。
原因は、ランニングやジャンプなどの動作によるオーバーユース、扁平足、ハイアーチなどです。
また、足関節を構成する骨ののアライメント(整列)が悪いことも原因になります。
使いすぎによる炎症なので、休ませるのが1番ですが、歩いているだけでも使う部分なので、休ませるのが非常に難しく、治療に時間がかかります。
そのため、痛みを感じたら我慢しないで早めに治療を開始することが大切です。
自宅でできることもたくさんあります。
ラップの芯を足の裏でコロコロ転がすと筋肉が緩み、炎症部分への負担が軽減します。マッサージやストレッチも有効です。
タオルを足の指でたぐり寄せるような運動も効果的です。
しかし、一度なってしまうと時間がかかります。
違和感を感じたら、早めにご相談ください。